全体図
部分図
注意事項
メーキングマシンの刃物は非常に鋭利です。
ケガの原因になりますので、特にご注意下さい。
メーキングマシンは玩具ではありません。
お子様、心身障害の方は使用しないで下さい。
室内で使用して下さい。
ご使用の前に
運搬用ロックネジ(29)を外してから使用します。
使用方法
~リードの設置方法~
ブランクリード(プッペ)を水に浸し、刃の消耗を防ぐために削る部分の皮を剥きます。
リードを完成の長さにカットし、マンドレル(11)にリードのチューブをしっかりと挿します。
ネジ(14)を締め、マンドレルを固定します。
リードの先端はプラークに挟み、印※に合わせます。
センタリングに注意を払いながらクランプ (4)でリードを固定します。
※プラークの印について
- 一番テンプレート側の印→先端を長めにしたい場合
- 真ん中の印→標準の長さの先端
- 一番マンドレル側の印→先端を短めにしたい場合
仕様により印は異なります。上記はプラークの印が3つのタイプの例。
~削り方~
(26)を持って、削りユニット(1)全体を前方に動かし、レバー(10)を回して、角度を変えながらリードを削る。同時には動かさず、削ってから回すを繰り返して下さい。
はじめに先端2~3ミリの部分を削り、リードの開きが落ち着かせてから、スクレープ全体を削ると、より正確になります。
先端の厚さが程よいのに試奏した結果、吹奏感が重すぎる場合は、クランプを緩めて再度削って下さい。
クランプを緩めるとプラークの根元が持ち上がり、スクレープの削り出しが薄くなります。
リードの厚さの調整
(20)のダイヤルで厚さを調整できます。固定ネジ(21)を緩めてから調整して下さい。
ダイヤルの一目盛りは0.01mmです。
上から見て時計回りはリードが厚くなり、反時計回りはリードが薄くなります。
リードや刃、プラークの損傷を防ぐために、必ずキャリパーで先端を測りながら少しずつダイヤルを回して下さい。
調整ができたら固定ネジ(21)を締めます。固定ネジは、プラスチックですので強い力はかけないで下さい。
先端の長さの調整
テンプレート(7)を動かすことにより先端の長さを調整できます。
(15)のネジを緩めテンプレート(7)をプラーク(9)の方向にずらすと、先端は長くなります。(27)の目盛りが目安になります。
スクレープも同時に変化するので、必要に応じてスクレープの長さも次の項目を参照し、調整して下さい。
スクレープの長さの調整
スクレープ金具(8)を動かす事によって、スクレープの長さが調整できます。
固定ネジ(16)を緩め、スクレープ金具(8)をプラーク(9)の方向に動かすとスクレープは長くなります。
削りユニット(1)の調整
(12)と(13)のネジで調整します。(19)を緩めてから、(12)で刃がリードの先端を超えた所あたりで(1)が止まるようにする必要があります。
(13)でテンプートをなぞるボールがスクレープ金具の溝にはまらないように調整して下さい。
テンプレートの交換
固定ネジ(15)を外すとテンプレートを取り替えられます。刃物が絶対にプラークに当たらないように、リードの厚さ調整の項目を参照し、厚さを調整して下さい。
プラークの交換
固定ネジ(17)を外してプラーク(7)を変えられます。刃物が絶対にプラー クに当たらないように、厚さ調整の項目通り、厚さを調整して下さい。
ダイヤル(20)の調整
ダイヤルの数値を先端の厚さの数値に設定する事ができます。(21)は締めたまま、(28)を緩めて(20)を先端の数値に合わせ、(28)を再び締めます。 プラスチックのネジですので強い力はかけないで下さい。
刃の交換・調整
固定ネジ(24)を外すと、刃を交換や調整が出来ます。
刃の出具合の調整は(24)を緩めて(25)をごくわずか、微妙に!回し、(24)を締めて、試し削りをします。刃が絶対にプラークに当たらないよう、厚さ調整の項目通り、厚さを調整して下さい。削りカスの厚さは0.05mmが理想です。調整が出来たら(24)は強く締めます。
※Reeds' n Stuff "キャリパー替え刃設定用” の使用を推奨致します。
これを使用すると正確に0.02~0.03mmに調整できます。
クランプの調整
クランプの位置も調整可能です。(18)を緩める事によって、クランプを前後に動かせます。刃がクランプに当たらないように必ず確認して下さい。
リードをプラークに押し付けるパーツの交換
(22)が消耗した場合、交換することができます。
固定ネジ(24)を取り、刃を外してから作業して下さい。